SASSOU1

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19 山の手ホテル自慢の和洋折衷の懐石料理だ。料理を運んでくれる着物姿のサービスクリエーターさん(このスタッフをこう呼ぶのだと後で知った)が料理を一品ごとに、実に丁寧に説明してくれる。美味しさが増すよう....

19 山の手ホテル自慢の和洋折衷の懐石料理だ。料理を運んでくれる着物姿のサービスクリエーターさん(このスタッフをこう呼ぶのだと後で知った)が料理を一品ごとに、実に丁寧に説明してくれる。美味しさが増すような接待である。 「これ何だろう?」「あ、これは○○か、きれいに盛り付けるもんだね」などと料理を手に取り目にしながら会話がはずむ。特に奥様方に人気が高いと言われる山の手ホテルの料理だが、男性である私にも大満足の内容だ。私たちの食べるスピードに合わせて、次の料理が出てくる。主体は常にお客なのだろう。せかされることも待たされることもなく、とにかく、丁度良いのも嬉しい。 私の「もう一度温泉に行ってくるね」に、「私もそう思ってた」と妻。 窓の外の夜景色に包まれながらお湯に浸かり、また、全身に気持ちよさを感じる。今夜はよく眠れそうだ。 翌朝、いつもより早く目覚め、デッキへ出てみる。朝陽が昇り始めたばかりの中で、耳を澄ます。小鳥たちの鳴き声が周囲の林の中に響き渡る。「お お腹も心も満腹となって、部屋へと向かう。と、妻が「ミニギャラリーに行ってみたい」と言うので、ロビー横にあるそこへ足を伸ばす。品の良い絵画が数点、書籍コーナーもある。「こんなにゆっくりと絵なんか見たのは久しぶり」。 部屋に戻ってくつろぐ。窓の外からは、早いもので、もう秋の虫の声が聞こえる。静寂の中で奏でられる虫たちの声は、こんなにも心安らぐものだったのか…。ここでは、すべてのものが、落ち着いた休日を演出してくれているかのようだ。?ご宿泊(1泊2食付き)お一人様 20,128円(税・サ込)~チェックイン16時/チェックアウト10時?特別ご宿泊プラン「野菊コース」(1泊2食付き)お一人様 16,451円(税・サ込)9月1日~10月31日までご利用の期間限定プラン?オーベルジュ特別プラン(1泊2食付き)月・木・日ご宿泊の特別プランお一人様 12,000円(税・サ込)? 女性の休日プラン(平日限定) ?ご宿泊(1泊2食付き) お一人様 21,281円(税・サ込)  チェックイン15時/チェックアウト10時?日帰り(ご昼食付き/懐石料理) お一人様 12,125円(税・サ込) ※お部屋をご利用いただけます チェックイン10時45分/チェックアウト15時15分 【特典】リラクゼーションエステ(3コース)     スペシャルプレゼント? 日帰りレディースプラン?ご昼食(懐石料理) 3,150円・4,200円・5,250円(税込・サ別) チェックイン10時45分/チェックアウト15時15分?ご夕食(懐石料理) 4,200円・5,250円・6,300円(税込・サ別) チェックイン15時30分/チェックアウト21時 ※ダイニングルームのご利用となりますはよう、おはよう」。うん、なんか幸せな一日の始まりのような気がしてくる。 朝食は、昨日の夕食とは景色の違う窓の外を見渡しながらダイニングルームで。ここの温泉で作ったというお豆腐をはじめ、ヘルシーかつボリュームあるメニューには驚く。山の手ホテルでは、朝食もとても大切なものとして位置づけているのだろう。まさに、至れり尽くせりのホテルサービス。 チェックアウトまで部屋でくつろごうと思ったが、あの温泉がどうしても名残惜しく、また入った。朝日が注ぎ込む中での入浴も、やっぱり気持ちがいい。いいお湯だ。 妻はすでにお友達と山の手ホテルに来る次の計画を立てたらしい。部屋でくつろぎ、エステもできるという昼食付きの女性専用のプランで、宿泊はもちろん日帰りもできるらしい。気の合うご婦人がたで、心おきなく楽しめるだろう。羨ましいな…。 チェックアウトを済ませ、フロントの皆さんの温かい笑顔に見送られて帰路へつく。 20時間弱の滞在時間だったが、もう何日も滞在していたかのような、ゆっくりとした時の流れであった。料理や温泉は言うまでもなく、触れることのできたすべてのものに癒された時間だった。そう、これがまさに「至福のとき」。オーベルジュ 山の手ホテルこの他にも、多彩なプランがございます。詳しくは…http://www.yamanote-hotel.com/大仙市大曲西根字仁応冶67?3TEL (0187)68?2001 FAX (0187)68?2002