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■診療時間 月・火・水・金 AM8:00~12:00        PM4:30~ 5:30 土    曜 AM8:00~12:00        PM1:30~ 4:30■住 所/横手市条里1-15-2■電 話/ 0182-23-5301■診療科/内科・リハ....

■診療時間 月・火・水・金 AM8:00~12:00        PM4:30~ 5:30 土    曜 AM8:00~12:00        PM1:30~ 4:30■住 所/横手市条里1-15-2■電 話/ 0182-23-5301■診療科/内科・リハビリテーション科■休 診/木・日曜・祝日おぎわら内科診療所内  科リハビリテーション科10通院のための家族の支援が得られにくいなど現実は非常に厳しい状況です。このままでは住民が安心した老後を送ることがさらに難しくなってしまいます」。診療や介護を必要とする高齢者数は増加の一途をたどっている。この現実への対策として有効なのが、荻原医師が長年関わり培ってきた訪問診療。「最初に関わったのが31歳の時ですから、もう30年近くも前のこと。当時は、何らかの事情で通院や入院できない方への訪問診療には国の支援制度もなく、その方法については手探りの状態でした。スタッフと工夫しながら訪問診療をしていました」といとも簡単に話すが、「その必要性を訴えてもなかなか受け入れてもらえなくて…」というように「確かに苦しい時ではありましたね」。その後、荻原医師とスタッフなど協力者の思いが病院に受け入れられ、地元医療の課題は在宅診療や介護サービスのしくみにある 「高齢化の進行する中で、医療の現場では、特に高齢者の在宅ケアの充実が大きな課題となっています」と荻原医師。この間題には、行政・制度も大きく影響するため一朝一夕に改善できることではない。しかし、こうした状況下にあっても、何らかの対応策が必要なこともまた事実だ。「ですから、これからの在宅・施設診療の分野で、医師としての最後の1クールを使ってみたいと思ったのが独立開業の動機です」。「病院でもご自宅でも、診療を待っている患者さんがいる。病院という組織ではいろいろな役割があって十分な時間が取れないため、予定していた診療がこなせない。それは患者さんの期待に応えられないことになるわけで、私としては、今いる患者さんへの診療自分理想医療の現場で全力投球したい   域医療の充実、とりわけ訪問診   療の分野における第一人者として、知られる荻原忠医師。大学卒業と同時に平鹿総合病院第2内科に医員として赴任。その後、別の病院勤務を経て昭和63年から昨年7月の退職まで21年余り、平鹿総合病院保健活動科長、第2内科医員として勤めた荻原医師は、外来・入院患者の治療は言うまでもなく、地元における医療の充実のために労力を惜しまず精力的に医療活動にあたる。 そして昨年の退職と同時に独立開業。「58歳の自分にとって、70歳までが医師として最後の1クール」と位置づけ、豊富な経験と実績を背景に理想の施設・診療体制を作り、医療と福祉のさらなる連携・充実を目指す荻原医師に話を聞いた。地なりの●おぎわら内科診療所 所長医師横手市【内科/リハビリテーション科】荻原  忠おぎわらただしを優先できる環境を選んだということです」。病院に勤務しながらではなく、独立というリスク(荻原医師がリスクと思っているかは不明だが)を背負ってまでも地域医療の発展に力を尽くす荻原医師のポリシー、それは「診療や介護を必要とする人が、そこにいるからですね(笑)」。 穏やかな表情で優しく語る荻原医師。そこには気負いなどなく、医師としての使命感だけが強く感じられる。そして、信頼感が漂う。 「在宅重度者を含むショートステイやデイサービス利用者需要への対応が不十分、医療系の訪問型在宅サービスの供給が少ない、家族の仕事の関係で、★ R13至横手至秋田●山二GS様横手市役所 ● 米沢亭様●●タイヤ館様至富士見大橋至大森ハッピータウン地域医療へのニーズに応えようとしたら、このカタチに辿り着きました。