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広  告広  告患者さんも友人もスタッフもみんな仲間9期検診でもこうした検査は行われますので、受診していればある程度は確認できます」。なるほど。しかし発作を起こす前に精密な検査を受けることはできないの....

広  告広  告患者さんも友人もスタッフもみんな仲間9期検診でもこうした検査は行われますので、受診していればある程度は確認できます」。なるほど。しかし発作を起こす前に精密な検査を受けることはできないのだろうか。「脳ドックを受けられる方も年々増えています。当院には血管だけを鮮明な画像にすることで、より確かな検査ができるMRI設備もあるので、脳動脈瘤の発見には有効です」。また、手術が必要になったとしても、「以前は頭部を切開しての治療がメインでしたが、10年ほど前か ところで、今年4月に開院したばかりという大石脳外科クリニックは、もちろん建物も新しくきれいだ。受付ロビーも明るくて広い。壁や天井の色、部分的に使われている木が温かみを出している。「私は基本的な図面についてだけ希望を出しましたけど、あとは友人の建築業者や内装屋さん、建具屋さんたちが『これがいい、あれがいい』と相談しながら仕上げてくれたんですよ」と満足そうに話す大石院長。「あ、お見せしたいところがあるんですよ」と案内されたのは「スタッフの休憩用に作った」という広間。囲炉裏があって、キッチンもある。「この部屋も友人たちが『自分たちもくつろげるように』と、楽しみながら作った部屋で、クリニック棟よりも先にできてしまいました(笑)」。「出会いは前の職場だった人が多い」という仲間たちとは、「お互いが専門分野を生かして、協力し合う関係」らしい。お昼休み中のスタッフに職場の感想を聞くと「やりがいがあって毎日が楽しいです」と即答。大石院長は?には「いつも穏やかで優しくて誠実な方」と。このスタッフ以外も数名いたが、みんな明るい。医療の現場に大事な要素だと思う。スタッフのこういった面も教育しているのだろうか? 「いや、皆さん自然に…」。診察室に戻る途中の受付に一人の老人男性がいた。院長を見つけると、それまでのこわばった表情が急に柔和になり「先生、この前よりも調子いいど、今日は」と。大石院長は「おぉ、そりゃ良かったですねぇ」と、これまた満面の、そして心からの温かい笑顔でこたえる。仲間どうしの対話だ。 患者さんを自分の仲間として位置づけ、「一緒に病気と闘っているんです。私も大曲で歳を重ねさせてもらったので、地域の一員としての役割を果たすことが地元への恩返し。私は医師として、友人たちはそれぞれの専門家として協力し合いながら生きていきたい」。 最後に、「先生のホッとする瞬間とは?」。「いや、まだ開院したばかりで、ホッとしてません(笑)」。この笑顔この人柄が「仲間たち」を引き寄せているのだと確信した。ら頭部を切開しない『血管内手術』という新しい方法も取り入れられています。これは患者さんにとってもリスクが少ない手術の方法として評価されています」。